木曾御嶽山 五ノ池小屋デッキでゆるり 2022 年8月

2022年8月、お盆休み、私だけ会社が休みなので、うっちぃをさそって私としては4年ぶりの一泊山行へ。

もともと岩手山を狙っていたけど雨予報に数日前に予定変更で、木曾御嶽山へ行き、念願の五ノ池小屋デッキでごろりもでき至福の時を過ごしました。

 

木曽御嶽は2013年ころの残雪期に一度王滝口から登っていたけど、神社到達で心折れ山頂の剣が峰は未踏。

その後2014年9月の噴火で、まさにその神社に噴石が流れ込んできた映像などをみて本当に心痛んだ記憶です。いつか慰霊登山に行きたいと思ってた山。

登山道もだいぶ復活して、剣が峰までの登頂口も一部閉鎖を除いては開通している状況でした。

時間が限られているのでロープウエイで黒沢口飯森高原駅に上がり、五ノ池小屋泊、秘湯濁河(にごりご)温泉に下山、という行程に。

 

●1日目:2022年8月18日 霧雨→雨 飯森高原駅→剣が峰→五ノ池小屋

今日は午後から晴れる、という天気予報ですが、地元駅から一番早く乗れる品川6:22ののぞみから名古屋、名古屋でしなのに乗りかえて木曽福島へ。

9:30木曽福島

そのあと予約してあったタクシーでロープウエイ駅へ。

朝発で入りが遅くなるので、時間をお金で買います。

山に詳しいベテランの運転手さんで、行きしな色々教えてくれました。

一番はロープウエイが経営難で、存続の危機なこと。

御嶽山といえば信仰の山で、御嶽講というの集団で登ることが盛んで、このページなど詳しいです。(冨士講や、東京の御嶽山でも講がありますね)

噴火後、また世代交代が進まず、講信仰での登山者は激減してしまったとか。

たしかに天気はいまいちでしたが平日とは言えお盆期間中なのに宿泊した五ノ池小屋以外の小屋はとても静かでした。

10時50分 ロープウエイ 飯森高原駅

歩き出しは少し霧雨ですが、雨具の上だけ羽織って、午後は雨やむかな~と言いつつ歩き出し。すぐ森の中にはいるので、それほど雨は気にならず。私は4年ぶりのがっつり3,000m 級登山にニヤニヤが止まらず。森の緑と水が心地よき。

森をぬけたところで少し晴れてきました。

ハイマツをぬけると八合目女人堂 女人禁制のとき、女衆はここで待っていたとか

 

さらにのぼっていくと石室山荘。

ゆっくりめで休憩して小屋から出ようとしたらかなり大粒の雨。ざっと降ってまたすぐやむかな、とここで雨具の下を履いていなかったことを後悔。

その後全く雨は止まず、びしょぬれになりました。素手でかじかんできたので、途中軍手を。また標高が2500m超えて3000近くなってきたので、久しぶりの高所登山で、歩き出しは快調だった私の歩みはどんどんとゆっくりに。

14:30剣が峰までなんとかたどり着き、シェルターがあるので、そこでようやく雨具の下を履く。何も見えなくはありましたが鎮魂に祈りを捧げます。

時間がないので、五ノ池小屋へ急ぎます。

噴火の名残なのかもともとなのか、砂浜のような光景がひろがりました。

途中で立ち寄った二ノ池ヒュッテもかわいらしい小屋でした。

横殴りの雨と強風のなか、白滝避難小屋を超え、予定していた16時にはつかなそうと思い、山荘に電話しようにも二人とも圏外で、なんとか摩利支天超え、あとはくだりのみで25分、無事につきそうかな、とおもって歩いていた下り道、

「あぁーーー!」という声に振り替えると同行者うっちぃの帽子と眼鏡がふっとんで稜線のかなたへ飛んでいっていきました。。

裸眼ではほぼみえない、スペアの眼鏡あるかわからんと。どうしよう!?と一瞬あせりましたが道は濃淡でなんとなくわかる、とのことで、ゆっくりゆっくり下山しました。

飛騨頂上、五ノ池小屋が見えたときの安心感といったらなかったです。

暗くなる前につけて本当に良かった。もっと余裕持った行程くまないと、と反省しきりです。

 

小屋にはいり寒さに震えていたので着替えて、ストーブの前にすわらせてもらい、ホットココアとシフォンケーキ食べました。

うっちぃの眼鏡スペアもザックの底にあったらしく、無事夜のトイレ(外)に付き添わなくてもよくなりましたし、なんなら下山もヘリか?と思ってたので、一安心。

裸眼の私はあまり想像してなかったけど、眼鏡あるなしでかなり危険度や下手すれば生死にかかわるんだなーと。

そしてタクシーの運転手さんに時間電話しますー、とかいってたのに私(au)もうっちぃ(softbank)も電波入らず小屋のひとのdocomo借りるという。やっぱりドコモに戻そう。。(そしてその後ahamoにしました。)

小屋には講の人たち(高齢な方も含め)、濁河温泉側から登ってきたひと、若い男子たちなどにぎわっていました。夕飯は五ノ池小屋夕飯と地酒を堪能。

食後団欒を楽しみつつ久しぶりの山の夜を楽しみ、就寝。小屋はコンセントもあり、携帯が充電可能なのも素晴らしいポイント。

 

●2日目 2022年8月19日 晴れ 五ノ池小屋→濁河温泉(朝継子岳ピストン散歩)

2日目、起きると晴れています。小屋から少しでたところでご来光堪能。

数年ぶりの山の朝、最高。

6時から朝食をいただき、

予約していたアップルパイは後で食べます、と告げて継子岳へ往復一時間くらいピストン散歩。絶景と女王コマクサちゃん、そしてライチョウ親子にあえて大満足。


小屋に戻ってテラスでごろりしながらアップルパイとコーヒーブレイク。至福。。。

そんなもんでゴロゴロしてたらやや遅くなってしまいましたが濁河温泉に向けて下り始めます。結構がんがん落差がある道で、昨日こちらから登ってきた人たちは道が川のようだったとのこと。

眺めも青と緑のコントラストが夏山~って感じ。

下におりてくると苔むす樹林帯でこれも素敵。

濁河温泉おりてタクシー待ち合わせの市営露店風呂に急ぎます。

かなり野趣満点な露店風呂で汗を流して出たらもうタクシー待っててくれました。

帰りの電車に間に合うように、とお願いをしていましたが、途中で人気の開田高原ソフトクリーム屋さんにも立ち寄ってくれ、木曽愛にあふれる運転手さんでした。

時間がなくそばも食べられなかったのが心残りだし、小屋の方に秋も春もいいよ、といわれたので、また来たいー。

ビールだけ買ってしなのに飛び乗り、塩尻であずさに乗り換え車内宴会しつつ帰路につきました。

 

1日目 2022年8月18日

10:50飯森高原ロープウェイ駅→12:00女人堂→14:30剣ヶ峰→16:40五の池小屋(CT5h50)

2日目 2022年8月19日

9:00五の池小屋→12:10濁河温泉(CT3h10)

 

まとめ:

数年ぶりの3000m山行、相変わらず雨にふられましたが、やっぱり山が好きーと実感した旅でした。低山歩きなどできる範囲でして足腰きたえとかないとなー。

心配していたロープウエイも無事存続が決まったようなので、来ないとな。

 

 

 

 

 

 

秋の初めの白馬三山縦走 2014年9月

2014年9月 絶景テラスを楽しみにボード仲間と白馬三山縦走にいってきました。

1日目2014年9月14日:栂池ロープウエイ~白馬大池~白馬岳~白馬山荘 白馬山荘泊しか決まっていなく都内を夜出で向かいましたが、 メンバーは軽アイゼンをもっていないことが判明し、また白馬駅で借りられるけどまだあいていない、とのことで 大雪渓ではなく大池経由でぐるり三山縦走をすることに。 8時前に栂池駐車場着。ゴンドラで一気に自然園まで登ります。 登りだしはまだまだ夏の色が残る青い空に緑の草

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湿地帯までくると草紅葉が鮮やかに秋の気配を感じます。

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途中雪渓もわたりつつ、 163599799380558455332.jpg

白馬大池につきました!残念ながらガスってて眺望はいまいち。 DSC_0353.JPG

小休止して、小蓮華山へと昇っていきます。 DSC_0395.JPG

うっすらガスがかかるこの眺めがまさにNHK坂の上の雲」のエンドロールのカッコイイ景色で写真を撮りとりでなかなか進みません。 DSC_0438.JPG

小蓮華山到着

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そこから先も気持ちのよい稜線歩きを登りきると白馬岳到着です DSC_0424.JPG DSC_0463.JPG R0010614.png

白馬山荘に下り、一息ついたらテラスで乾杯 DSC_0472.JPG 10461319_747664951967040_1185522850260488799_n.jpg

最高の休日だわー その後夕焼けに照らされる立山連峰をずーっと眺めていました。 DSC_0495.JPG

夜は満天の星空を撮影できるか頑張ってみたのですが、なかなか思うようにはとれず、修行がたりません。 白馬山荘は半個室のような形で仕切られていて、過ごしやすかったです。

2日目 2014年9月15日 白馬山荘~杓子岳~白馬槍ヶ岳~猿倉下山

翌朝夜明け前に白馬岳へ上り返し、ご来光を堪能します。 この夜明け前の薄いピンクがかるところ、太陽が昇って山が赤く染まるところ、山の朝は格別です。 DSC_0527.JPG DSC_0554.JPG

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まずは杓子岳への稜線歩きです。 登山道の横は結構きりたっており、高所が苦手な先輩はちょっとゾワゾワきていたよう。 朝でなかなか身体が温まりきらないなか、杓子岳をスルーせずちゃんと登ります。 163748258488817092412.jpg

このあたりの石は白くて不思議な感じ。登山道の途中で見事に切り替わっていました。 DSC_0602.JPG

ナナカマドの実も赤く色づいていました。 DSC_0636.JPG

槍ヶ岳をすぎての下り道は結構ガレている急な道をざくざくと下っていき、槍温泉に到着。 どなたも入浴してなかったですが、いい感じに丸見えなので、女性は厳しいなー(笑) こういうところは男性うらやましいと思う。 DSC_0651.JPG DSC_0653.JPG

そこから先はトラバースしながらの下りですが、これが結構長い道のりで疲れるし飽き気味に。

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休みつつでようやく猿倉に下山。 DSC_0702.JPG

タクシーを呼んで栂池にもどり、帰路につきました。

まとめ 2日ともお天気に恵まれ、絶景の夕焼け朝の眺めと、大満足な休日リフレッシュでした。 白馬は大雪渓から登りをまだしたことがないので、敬愛する山友達の追悼登山にいつかいかなくては。

行程 蓮華自然園8:30-白馬大池11:00- 小蓮華山14:00-白馬岳15:45‐白馬山荘16:00 (CT 7h30) 白馬山荘7:00-杓子岳8:20-槍ヶ岳9:30ー槍温泉11:30ー 猿倉16:00 (CT9h)

花の五色ヶ原から薬師岳へ (2014年8月)

2014年8月、五色ヶ原から薬師岳に登ってきました。 お盆休み雨の合間を縫ってずーっと行きたかった室堂から五色ヶ原を通って薬師岳にいってきました。 アップダウンに苦しめられながらも最高の空中散歩で天気がよければ後二日くらい山の中にいたかったです。 R0010539.JPG

1日目:2014年8月12日 室堂‐五色ヶ原山荘  今回は100名山制覇までリーチをかけにいくTさんの山行お供です。 前日夜中に拾っていただき、一路立山へ🚗(私は寝ています・・) ロープウエイとバスを乗り継いであっという間に2,420mの室堂へ到着。天気は小雨。 DSC_0175.JPG

今度来たときには温泉に入りたいな~。 立山方面とは別れ龍王岳の登りへ。 4年前に立山から眺めて人気が少なく、またその先に広がる五色ヶ原にいつか行きたい!とおもっていたその道へ。 まだ体があったまっていないなか一気に2400mにきてすぐの登りでちょっと息上がりつつの登り。 龍王岳を超えてすすんでいくと雨も止んできました。 DSC_0178.JPG

向こうの山は雄山の神社 DSC_0180.JPG

獅子岳到着!あとは下りだけ~。 DSC_0189.JPG

五色ヶ原山荘と薬師岳方面がきれいにみえます。

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このあたりから待望のお花畑!

チングルマ

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・かわいらしいコゴメグサ DSC_0194.JPG

ザラ峠めがけてくだっていきます。 DSC_0192.JPG

北アルプス来た!と感じる標識 DSC_0195.JPG

木道がでてくると小屋までもう少しかなー? ファイト!

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ハクサンイチゲにも励まされあと少し! DSC_0207.JPG

小屋が見えてきたらTさんが「ビール冷やす雪渓とってきまーす」とすたすた行ってしまった。残りメンバーはそんな元気もなく、ようやく小屋到着!

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五色ヶ原山荘は知らなかったですがなんとお風呂がありました!(真夏で雪渓水が使えるころまでかな?) 身体を拭く用にバンダナを購入して、

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お風呂に。

(女性男性が時間帯で入れ替わる)さっぱりー。 Tさんがとってきてくれた雪渓で冷やしたビールをいただきます。風呂上がりの一杯、最高だー🍺

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食事前にちょっと小屋前に出てみると遠くーに槍も見えます。 DSC_0214.JPG

夕飯も充実。

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明日の晴れを信じて就寝。。。

2日目:2014年8月13日 五色ヶ原山荘‐薬師岳薬師岳山荘太郎平小屋 

日の出前 月と小屋 DSC_0223.JPG

朝5時日の出です。 DSC_0240.JPG

赤く染まる山々。山の朝って本当に素敵。 DSC_0241.JPG DSC_0243.JPG DSC_0247.JPG

朝日を浴びながら朝ごはんのお弁当 DSC_0249.JPG

今日の行く道

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越中沢岳着 ”近くて遠いはスゴの小屋 アップダウンが続くよ!” だそうです

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その通りアップダウンを繰り返してスゴ乗越小屋まで下ります。真ん中に見える赤い小屋とそこからそびえる薬師岳への登り。 DSC_0261.JPG

ミヤマリンドウ、かな? DSC_0264.JPG

途中Sさんが木の根に足をひっかけて流血、なんてこともありながらなんとかスゴ乗越小屋到着!

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カップラーメンたべつつ休憩。 ここからまた600mのがっつり登りです。 花々に励まされ。 DSC_0282.JPGDSC_0294.JPGDSC_0304.JPG

ぐっとのぼって北薬師岳まで到着。 DSC_0307.JPG

ここまでは晴れてたのですが、ここを超すとちょっとガスってきました。 そして13時に薬師岳到着!Tさんの百名山99座目です。私はほぼ半分の50座目でした! yakushi.png

山頂におわす薬師如来 R0010543.JPG

そして下山へ。今日は薬師岳山荘泊で予約していたのですが、薬師岳山荘ついたのが14時でまだ余裕ありそうだな、ということと混雑していたので一気に太郎平まで下ることに 途中の薬師峠キャンプ場は、6年前の雲ノ平山行の時にテン泊した場所なので懐かしく思い出します。 DSC_0313.JPG 15時半ころに太郎平小屋につき、無事の登頂を祝いお疲れさま乾杯! 北アルプス深部を眺めながらのビールは格別です。

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夕飯を堪能しつつ山談義。(一泊夕飯の泊まり)

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3日目 2014年8月14日 太郎平→折立

今日は下りのみ、かつ昨日行程を稼いだので楽チンです。 サクサクとあっという間に下ってしまいました。

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折立から有峰口に行くバスにのり、またローカル感あふれるいい雰囲気の有峰口駅立山に戻る電鉄富山をまちます。山から下りるとコーラを無性に飲みたくなるので待ち時間中にうろうろ探し回りました。 R0010567.JPG R0010569.JPG R0010572.JPG

立山で車をピックし、立ち寄り温泉で3日分の汗を流し、富山市のほうで海の幸を堪能し、また一路東京に戻ります。 R0010576.JPG

まとめ 稜線歩きとお花を堪能できて、本当にいいルートでした! 天気が崩れる予報だったので折立に下山してしまいましたが、 その先の黒部五郎方面も高天原温泉もいつかぜひ行きたいところ。

行程 1日目:室堂10:15発‐獅子岳13:00-五色ヶ原山荘14:20 CT4時間5分

2日目:五色ヶ原山荘5:00-越中沢岳6:50-スゴ乗越小屋9:00‐北薬師岳12:00‐薬師岳13:00‐薬師岳山荘14:00‐太郎平15:30 CT10時間半

3日目:太郎平6:00 折立8:40 CT2時間40分

北海道大自然の山々 (2013年8月)Part 3 羅臼岳

Part1大雪山Part2利尻山、そしてPart3は羅臼岳。 お天気はあと一歩でしたが、たくさんのお花畑に出会えました! DSC_0938.JPG

4日目2013年8月5日

利尻山登頂の翌日は移動日です。400㎞の大移動!(北海道は大きい) 朝一番のフェリーで稚内にもどり、そこから羅臼岳に行くメンバー四人に別れます。 北端の宗谷岬に立ち寄り 1085124_541968305870040_1642886341_o.jpg

お昼に猿払でホタテカレーを食べ、 1147727_541968962536641_1093384071_o.jpg

オホーツク海を臨みながらひたすら知床を目指します。 北海道らしい車中からの風景。 一部ロシア語のラジオしか入らなかったしながらり6時間強かけて知床ウトロ温泉到着!  そして夕飯がとっても豪華で毛ガニ、いくら、ホッケ、エゾ鹿など北海道の幸盛りだくさんでした! (おそらく宿はこちらだったかと) 北海道の最終日の晩餐、たっぷりと堪能いたしました。 5日目 2013年8月6日 羅臼岳

明け方に出発 地の涯という旅情間あふれる名前の宿泊施設横の駐車場にとめて、出発します。

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野趣に富んでいそうな露天風呂看板 2195.JPG

登山口標識。

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羅臼は熊(それも北海道なのでヒグマ😅)出没情報が多いので、みな熊鈴をチリンチリンと鳴らしながら進みます。

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尾根に出ると蟻が大量にいて、熊は蟻を食べるので、やっぱり熊が多いんだ、、とドキドキしながら登ります。 樹林帯の中を45分ほど登るとオホーツク展望台に到着。が、オホーツク海は見えず。

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ダケカンバの気持ちよい道を登っていきます。 2205.JPG

弥三吉峠に到着 DSC_0914.JPG

極楽平を超えて少しいくと眺望がでてきました。向かう羅臼岳DSC_0922.JPG

振り返るとかすかにオホーツク海DSC_0924.JPG

ここから雪渓沿いの道で、一面お花畑!なかなか先に進めません。 DSC_0929.JPGDSC_0938.JPG サクラソウ DSC_0943.JPG エゾノツガザクラ DSC_0940.JPG ジムカデ(ひどい名前だ)

だんだんとガスがわいてきて、羅臼平に到着したときにはガスガスに。 DSC_0957.JPG

ここはテン場ですがクマやキツネの襲撃をさけるため食べ物をいれるフードロッカーがあります。

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ガスの中をのぼっていくと苔から水がしたたる岩清水。

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きれい

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そして何も見えないけど、羅臼岳山頂到着! DSC_0976.JPG

晴れていたら硫黄山への連なりがみえるんだろうなー、その縦走もよさそうですねー(熊怖いけど)と惜しみつつ。 あとは天気もよくないのでずんずん下りました。 途中林の中でエゾジカを見かけました。 下山したら地の涯で汗をながしてすっきり。会社の先輩夫婦がツーリングしてたのとニアミスだったらしいです。 こんな地の果てで知人が近くにいるなんてほんと世の中狭い(笑) 最後の海の幸を堪能し、あとは東京へと帰ります。

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4泊5日、登っておりて温泉&北海道の食、大満足でした! 移動の車中から見た斜里岳の長い稜線も素敵だったし、知床半島大自然を味わっていないし、 また来たいです!

行程:(5:00)登山口出発→(6:40)弥三吉峠→(8:40)羅臼平→(9:40)羅臼岳山頂→(13:00)登山口 下山 CT登り4時間40分 下り3時間10分 計7時間50分

北海道大自然の山々 (2013年8月)Part 2 利尻山

2013年8月、北海道の百名山三座登る旅です。 Part1はこちら

 3日目 2013年8月4日 稚内利尻山

朝一のフェリーで稚内から利尻島へ渡ります。 利尻島の鴛泊フェリーターミナルまで約1時間半、船揺れ、船酔いもほとんどなく、カーペットでゴロンとして快適なフェリーです。 しばらく行くと利尻富士といわれる利尻山が海に浮かんでみえてきました! DSC_0738.JPG

宿に荷物をおいて、すぐに登山に出発です(慌ただしい) 宿の車で山と島の北側の登山口の北麓野営場まで車で送っていただきました。 最短の鴛泊コースを登ります。 利尻山環境保護のためトイレがなく、山中ではトイレブースのみ。 なのでみな携帯トイレ持参で、登山口には携帯トイレ回収ボックスもあります。(結局汗を大量にかいたこともあり使わなかったですが)

 

 外来生物を持ち込まないようにきちんと靴底を洗います。

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最初は樹林帯の中を進みます。 DSC_0748.JPG

利尻山は各合目標識がきちんとたっているのでそれを励みに進みます。 6合目までくると眺望開けて登ってきた眼下の海を眺めつつまだ先に九十九折れで登っていく道を仰ぎ見ます。 7合目、胸突き八丁。暑い。 2057.JPG 8合目で長官山。利尻がぐっと!(まだ結構ある!) 2062.JPG 9合目、あと少し! 2064.JPG と思ったけど、何度も「最後の一合長くないですか!?」といいながらガレザレな道をのぼっていきます。 花たちに励ましをもらいます。 2076.JPG (イブキトラノオ) 2086.JPG (エゾカワラナデシコ 最後の一登りで、ようやく山長の北峰に到着!(バテバテ) 1091168_541811625885708_1145665600_o.jpg 神社の前でSさんの百名山登頂記念写真を垂れ幕(大判の紙にお祝いメッセージ印刷しました)を広げてパチリ。 DSC_0509.JPG あとは一目散に来た道をぐんぐん下ります。 2リットルの水が足りなくなるくらい汗をたくさんかいたので、水重要。 (途中のどっかに水をデポしておくのもいいかも) 宿で温泉で疲れをいやし、海の幸と北のお酒を堪能し、就寝。。 北海道の山旅はこれがあるのが最高。 翌日、早朝の鴛泊の港を出発し、稚内に戻ります、港から飛び出た岬(ペシ岬)も雰囲気あり。散歩にいきたかったなー。 いつまでも眺めていたかったです。また来よう。 2114.JPG 行程:6:20頃稚内発→フェリー8:20頃鴛泊到着→登りだし:8:40北麓野営場 →6合目10:15→山頂13:40→下山16時ごろ?

北海道 大自然の山々 (2013年8月)Part 1 大雪山

2013年8月、北海道の大自然百名山を欲張りに三座のぼってきました! 今回のメインは利尻山百名山制覇となるSさんの山行にみんなでお供です。

行程 1日目 東京‐旭川移動(旭岳ふもと泊)

2日目 旭岳登頂ー層雲峡下山‐稚内へ移動(稚内泊)

3日目 稚内利尻島利尻山登頂(利尻島泊) 4日目 利尻島稚内‐知床へ移動(知床泊) 5日目 羅臼岳登頂-女満別空港‐東京

1日目 2013年8月2日

この日は移動だけ。東京から旭川空港、そこからバスで移動し、旭岳ふもとのログハウス調のグランドホテル大雪に宿泊。 宿 (今はホステルにかわったようです) 1810.JPG

明日もいい天気が期待できます。北海道の食とお酒を堪能して就寝。

2日目2013年8月3日大雪山 旭岳登山口ーロープウエイー旭岳ー黒岳-ロープウエイ-層雲峡 6:00始発のロープウエイで一気に1610mまで登ったら目の前に広がるお花畑。 DSC_0547 - コピー.JPG

大好きなチングルマ1843.JPG

テンションあがる~~ 眼下に広がる壮大な緑をみながら

DSC_0570.JPG 火山らしい砂肌の道を2時間ほど登ると旭岳登頂!2290mと北海道最高峰です。 DSC_0577.JPG

そこから見る景色が素晴らしい!! 1877.JPG

まさにカムイ・ミンタラ。アイヌ語で神々が遊ぶ庭。360度、この世のものとは思えない空間が広がっていました。 イワブクロも咲いています。

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雪渓をくだります。DSC_0595.JPG

そこはエゾノツガザクラ一面のお花畑。 1904.JPG 

圧巻。 間宮岳まで登り返し。1923.JPG

間宮岳から右へ続く道は白雲岳を経てトムラウシへと続く縦走路。いつか行きたい道です。 今回は北のルートをとり、途中北鎮岳(北海道第二の高峰らしい)をに寄り道。 1951.JPG

歩いてきた稜線と、有毒温泉で立ち入り禁止のくぼ地、御鉢平がよく見えます。 DSC_0658.JPG

あとは緩やかにくだり、お花をとりとり黒岳につづく道を進みます。 1997.JPG

黒岳石室前で休憩。 1998.JPG

そして黒岳登頂。 DSC_0710.JPG

ここから広がる大雪山をみるのもまた格別。はぁ名残惜しい。 DSC_0707.JPG

そして一気に黒岳ロープウエイまで下ります。 DSC_0719.JPG

ロープウェイを下った層雲峡で別行程だったTさんと合流し、一路稚内へ北上します!!(270㎞) 稚内はドーミイン稚内に宿泊。市街でおいしいうに丼を食し(1000円と破格)明日はいざ利尻へ!

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Kilimanjaro Trekking‐Part 3- キリマンジャロ登山(2015年8月)

Day4 2015年8月9日 キボハット(4700m)→ウフルピーク(5895m)→ホロンボハット(3700m)高低差上り1195m、下り2195m 行程12時間? -part2はこちら‐ 真っ暗の夜中11時に出発、アタック開始です。 ガイド2人、ポーター2人のパーティで進みます。 寒いし暗いし、ザレ道のつづら折りの道をのぼっていき、息があがりがちで先も見えずしんどいのぼり。 おなかが冷えたおかげで、息も絶え絶えに岩陰まで隠れにいって用を足す。 休憩のときにもらえるお湯(スワヒリ語でmaji moto)が救い。 ガイドさんの分では足りずにSさんのテルモスにはいってたお湯にほんとうに救われました ポーターさんはヘッドライトなしでも歩いている。目強すぎ。 5:40ギルマンズポイント(5685m)に到着。 DSC_0486.JPG ここでもキリマンジャロ登頂証明は発行されます。が、あくまで最高ポイントのウフルピークを目指すのみ。 ここで高度のため歩みがゆっくりになってきたHさんTさんと二手にわかれることに。私とSさんだけ先を行きます。 ここからは割となだらかな横移動。 6:30ごろ日の出 DSC_0488.JPG 日が照ってくるとだいぶ温かくなってくる。歩きながら、「あー、はるばるアフリカまできてもう少しでキリマンジャロ登頂だー」と泣けてきた。 空気が地上の3分の1なので、ダイアモックスをもってしても数歩歩いて呼吸をととのえて、と牛の歩み。DSC_1287.JPG 寒さ対策で腰にまいているのはミャンマーの民族衣装ロンジー。結構現地人にも(あと旅行でいったスリランカでも) 「それいいね」といわれるので民族衣装は世界共通。 寒さで流れ出た鼻水をポーターが吹いてくれたりしながら進み、 7:30ウフルピーク(5895m)到着! ついたーアフリカ大陸最高地点 DSC_1296.JPG 一通り記念写真をとっていたら後発組も追いついて四人揃って登頂! よかったー DSC_1319.JPG 頂上に長居は禁物なので写真を撮ったらぐんぐん下ります。朝は暗くて何も見えなかったけどこういう風景なんだなーとみながらザレ道をざくざくと滑りながら下る。「帰ったらロドニゴの美味しい食事がまっている♪」とポーターと歌いながら下山。 10:40砂まみれでキボハット帰還! ここで朝-昼食をたべて無事是全員登頂を祝う。 今日は一気にこのままホロンボハットまで下がります。 行程長いのと眠気と疲れで最後はしんどくなってきましたがなんとか到着。 Day5 2015年8月10日 ホロンボハット(3700m)→マラングゲート(1800m)高低差 1900m 行程6.5h 出発前にJamboの歌と踊りを歌ってくれましたー 感動! スタスタとひたすら下山。途中カメレオンと戯れる。 DSC_1343.JPG 15時、ゲート到着、お疲れ様でした! DSCF0067.jpg 下山すると登頂証明書を発行してもらいました。 DSCF0079.jpg F&Kさんがオニギリお弁当をつくっててくれて、しみる。 DSCF0072.jpg キリマンジャロビールで乾杯 DSCF0070.jpg そしてホテルにかえって5日ぶりのシャワーを停電などにくるしみながら浴び、5日分の砂埃をおとしました。 まとめキリマンジャロ、高度順応がうまくいき、体力、と意思(そして時間とお金)があれば登頂は可能。行程としては峻険とした感じはほぼなくなだらかな大きな富士山といった感じ。 ・準備は好日山荘の低酸素トレーニングを二回ほどhttps://www.kojitusanso.jp/hypoxia/と富士山。 ・ダイアモックスがとても効果的だったと思う。ほぼ副作用もでなかった。 ・乾燥するのでメンタムとかあるとよい。私は平気だったけど、高山病で食欲ないときに日本からもってきたウィダーやお味噌汁とかよかったよう。(あまった日本食はF&Kさんに寄付してかえりました) ・日差しはかなり強いので濃い目のサングラスを新調して正解だった。登頂のときに満身創痍で日やけどめ塗りなおさなかったら顔がボロボロに。 ・とにかく無事全員登頂、下山ができて大満足でした